【トラブルに対処する六つの法則】 ― 2007年02月05日 22:27
非常事態だと意識を切り替えることが法リスクに立ち向かう心構えだ。訴訟の前提である法的紛争は、自然人及び法人の社会活動に伴って生じる現実である。人の社会的活動が活発であれば、此れに伴って紛争も必然的に増加する。 緊急事態では、まず発想を変える。マイナスの結果をイメージし、思考回路を逆転させる。いわば貯金をするように一円一円加算してプラスを着実に積み上げるのではなく、損切りだ。生じたマイナスを直視し、一挙にマイナスを減殺させるべく戦略を考える。
第1の法則・・・果たすべきことを為せ。
第2の法則・・・事実を見つめる。
第3の法則・・・自己の行動に正しいという確信を持つ。
第4の法則・・・先例を学ぶ。
第5の法則・・・説得と論証を尽くす。
第6の法則・・・仲間・家族の信頼を得る。
1 初動を制し、被害拡大を防ぐなど「果たすべきことを、まず為す」。 2 客観的に「事実を見つめ」事故・トラブルの事実関係を把握する。 3 確かにミスを犯したが、「自己の行動に正しいという確信を持つ」。 4 解決策を探すため、特に失敗した人の「先例を学ぶ」。 5 法リスク回避のために第三者に理解させるべく「説得と論証を尽くす」 6 世論形成の基礎は「仲間・家族の信頼を得る」ことだ。
最近のコメント